暑中見舞いを貰えばうれしいですが、
冬の寒い日に寒中見舞いが届いたら、感動しますよね。
寒中見舞いは季節の挨拶状です。
季節のご挨拶ですので【出す時期】が大切ですね。
2015年版、寒中見舞いと余寒見舞いの時期についてまとめました。
素朴な疑問ですが、
「寒中見舞い」の『寒中』って、いつからいつまでなんでしょうか?
『寒中』とは・・・
二十四節気の「小寒」(2015年は1月6日)から始まり、
最も寒い「大寒」(2015年は1月20日)を経て、
「節分」(立春《2015年は2月4日》の前日)までの約30日間を、言います。
★つまり2015年の『寒中』は、1月6日から2月3日までです。
また、『寒中』のことを『寒の内』とも言います。
*「小寒」・「大寒」・「立春」の意味は、下記を参照してください。
■小寒・・・2015年は1月6日
二十四節気のひとつ。太陽黄経が285度に達した日で、1月5日または1月6日頃。
寒い冬に入る日という意味で「寒の入り」とも呼ばれています。
■大寒・・・2015年は1月20日
二十四節気のひとつ。太陽黄経が300度に達した日で、1月20日頃。
『寒中』の真ん中の日で、一年で最も寒い時期です。
■立春・・・2015年は2月4日
二十四節気のひとつ。太陽黄経が315度に達した日で、2月4日頃。
旧暦では立春が一年の始めとされ、この日から春が始まります。
一般的な「節分」(2015年は2月3日)は「立春」の前日を指します。
小寒(1月6日)から始まる約30日間の『寒中』を乗り越え、
春を迎えるまでが大変なんですね。
一年で一番寒い『寒の内』、自分が寒くて辛ければ、友人や知人だって同じことです。
厳寒期だからこそ、お友人や知人の方の健康を気遣いながら、
ご自分の近況もお伝えくださいね。
受け取った方は、外が寒くても、
心のこもった寒中見舞いを読んで、ほっとして微笑むことでしょう。
そして、待ち臨んだ寒が明け、立春を迎えます。
寒中見舞いは、一年で最も厳しい寒さの時期に届ける心のこもったご挨拶です。
素晴らしいですよね。日本人に生まれてよかったと思います。
2015年の『寒中』は・・・1月6日から2月3日までですから、
寒中見舞いを、1月6日に届くように出していいのでしょうか?
1月6日は? まだまだ年賀状は届いています。
そんな中に、寒中見舞いが紛れていたら、興ざめするかもしれませんね。
なぜ?って、1月6日はまだ松の内なんです。
正月気分でいらっしゃる時に、寒中見舞いが届いては!
寒中見舞いは年賀状ではありませんので、
松の内(一般に1月7日まで)を外し、松が明けてから届くようにするとよいでしょう。
★2015年の寒中見舞いを出す時期は、1月7日頃~2月2日頃。
節分の翌日は「立春」、暦の上では春になります。
2015年は、節分が2月3日。立春が2月4日です。
立春を過ぎても残る寒さを「余寒」と言います。
立春以降は寒中見舞いではなく、「余寒見舞い」として出します。
★2015年の余寒見舞いを出す時期は、2月3日頃~2月下旬頃です。
暖かい地方宛てに出す場合や寒い地方宛てに出す場合、
2月下旬頃にこだわらず、時期を前後にずらした方がよいかもしれませんね。
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